2016年11月18日金曜日

自分に合ってる?腰痛コルセット or 骨盤バンド 腰痛コルセットとは!

こんにちは。
今日は、腰痛でお悩みの方へ。
腰痛コルセットと骨盤バンドの違い、目的、注意点について、比較して情報を書こうと思います。

前回の【骨盤バンド】情報に続き、今回は【腰痛コルセット】について、比較したいと思います。

それでは、今回も使用目的を腰痛にお悩みの方に限定したケースにて、書かせていただきます。
(産後の骨盤調整、ダイエット、姿勢矯正等の使用目的とは異なる部分もございます。)




腰痛コルセット

【推奨の着用方法】

●腰部の側面で、一番出っ張っている部分、腸骨の上をしっかりとカバーするように巻きます
いわゆる腰骨といわれる張り出した部分が、腸骨の出っ張りです。

肋骨の下端の下から、お腹全体、腸骨の下まで、しっかりと全体的に包み込みます

●着圧は、腹圧を高めて痛みを軽減させる目的があるため、締め方がゆるいとその効果は得られにくくなってしまいます。
苦しすぎない程度にしっかりとホールドしましょう。

●痛みが強いとき、痛くなりそうだなと感じた時などに巻くようにしましょう。
長時間の着用、依存は、腹筋や背筋の筋力低下を招く可能性があり、使用していないときの辛さとストレスが増長する恐れがあります。



※一般的な腰痛コルセット、軟性コルセットを紹介しています。
ある程度の柔軟性、弾力性がありますが、内部に金属やバネが入っているタイプもあり、しっかりした作りのものが多いです。
全体的に腰椎全体から腸骨の下までを全体的に包み込む幅広タイプ、素材はメッシュ等。



【着用感】

●幅広のメッシュ素材等でできており、腰椎から腸骨の下まで全体的にホールドされるので、安定感があります。

●苦しくない程度に締め付けて、腹圧を高める効果がねらいです。
腹圧が高まると、体幹がぶれず、背骨をしっかりと伸ばしてくれるので、支えられている感じが強いです。

●軟性の腰痛コルセットは、幅広でも、ある程度の柔軟性がありますが、腰全体、お腹周り全体をホールドすることで、動きが制限されます。

●寒い季節になると、安定感に加えて、保温効果もあります。



【使用目的】

●ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、強い痛みの腰痛に使われます。
腰の動きを制限し、腰回りの筋肉にかかる負担をこれ以上大きくしない、プロテクションの約目で使用します。
→ 重いものを持ったり、腰に負担が大きい動きをするときのプロテクションとして
→ スポーツで腰に負担の大きい動きをするときのプロテクションとして

●腰椎全体をしっかりとホールドすることで、腹腔圧が上がり、体の中から体を支え、腰椎にかかる負担を軽減します。

●背中側を固定することにより、背中を後ろに反って神経を圧迫することから発症する痛みを抑制し、腰全体にかかる負担を軽減します。

●仙腸関節を引き締めてホールドし、仙骨のグラつきを抑制します。


※腰痛を発症している方には、直接的な、即効性の痛み緩和の効果が現れるものではありません。
あくまでも腰痛を引き起こす炎症を少しでも抑える為に、無理なストレスがこれ以上かからないように、姿勢の制御や腹圧を高める為のものです。



【デメリット、注意点】

●腰痛コルセットを長期間着用することに慣れてしまうと、腰回りの筋肉が衰えやすくなります。
結果、腹筋と背筋に力を入れて、自力で体幹を支えることが、疲れやすくなってしまいます。

→ 強い痛みがなくなったら、コルセットを外しても日常生活が送れるように、体調を見ながら慣らしていきましょう。
そして、腰回りの筋肉や体幹を鍛えたり、ストレッチをし、腰痛の再発予防を心がけましょう。


●腰痛コルセットの着用は、圧迫感が強い。


●幅広で、腰椎全体を包み込む安定感がある腰痛ベルト。
でも、歪みのない、正しい姿勢&骨盤の位置にリセットしてから、毎回コルセットを巻いて、着用しているとは限らないって、考えたことありますか?

→ 自分では正しい骨盤の位置、歪みのない状態の骨盤位置をしっかりと把握、キープすることは難しいものです。
ですから、歪んだままの状態で、コルセットを長時間着用しているケースも多く、その形で、姿勢で慣れてしまい、体が固定されてしまう懸念があります。
腰痛の長期化を引き起こす原因ともなります。

→ ゆえに、コルセットを長期間使用している方は、定期的に整形外科のお医者様、整体院等で、体のコンディションをチェックしながら続けていただくことをオススメします!




骨盤バンド VS 腰痛コルセット、使い方と使用目的。
いかがでしたか?

腰痛コルセットも、研究されて、新しいものが色々とあるようですね。
圧迫感が少ないもの、背筋力が衰えにくいように考案されているもの。。。。。
コレばっかりは、自分で試してみないとベストマッチのものはわからないでしょうか。

どちらの場合でも、依存しすぎない、必要な場合に使用する、最終的に腰回りの筋力をしっかりと付けて負担を自力で軽減する意識が重要なのでは!!!と思います。


ブログ担当 加藤


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