“理想の睡眠時間は8時間”とは、昔からよく聞く説です。
それ本当?その根拠は何なの?私の身体と脳には何時間の睡眠がベストなのか?
最近では、発病リスク、脳の働き、翌日のパフォーマンス、寿命、新陳代謝、造血、美容等、
多角的なポイントから研究が進められており、一概には8時間が良いとは言えないというデータが発表されています。
今回はそんな疑問の答えともなる、睡眠にまつわる気になる話、オモシロ話をピックアップしてみました!
有能な人の睡眠時間は平均8時間36分~アメリカの研究データより
睡眠が1時間減れば、翌日の満足度や生産性、健康、思考能力が低下する。K・アンダース・エリクソン教授が実施した人間の能力に関する研究の1つでは、最も能力を発揮する人々は1日あたり8時間36分睡眠をとっていることが分かった。
ちなみに、米国民の平日の平均睡眠時間は6時間51分だ。
●睡眠負債
ハーバード・メディカル・スクールの調査によると、米国では睡眠不足のために失われた生産性のコストが年間630億ドル(約6兆5800億円)に達する。
問題は睡眠を理由に人々が仕事を休むということだけではない。
それ以上に重大な問題は、人々が寝不足の状態で仕事をしていることだ。ある科学者は、4時間の睡眠不足は缶ビール6本を飲んだのと同じくらいの機能障害を生じると主張している。
女性は、男性より脳が疲労しやすいので、より睡眠を大切にしなければならない
女性は、「同時に複数のことを考え行動する」ことができる。例えば、主婦であれば「家事」。朝は起きてから、お湯を沸かして、子供たちを起こし、洗濯機を回し、起きてくる時間を考えながら料理を作り、子供達を送るために自分も身支度をするなど、これだけ忙しいことを毎日のようにできてしまうのが女性の凄い所。
それだけ、賢い脳を持っているからこそ、男性よりも負担がかかり疲れが早くなるそう。
そのため、脳の機能を修復させるためにも睡眠は必要不可欠!
逆に脳が疲れているのにも関わらず、睡眠をとらないと脳が疲労していき、それに耐え切れなくなると、うつ病や認知症になりやすくなるというデータがある。
また、女性で睡眠を十分にとらないでいると、肌が本来持っている再生能力が落ちて肌荒れ。
さらに、寝不足は生理不順、自律神経失調症などの健康面へのリスクも高くなる。
ショートスリーパー
一般に、6時間以下の睡眠で過ごせる人をショートスリーパー、逆に9時間以上の睡眠が必要な人をロングスリーパーと分類する。ショートスリーパーというのは遺伝が関係しており、2009年に米カリフォルニア大学が「DEC2」という遺伝子を発見した。
「DEC2」の遺伝子を受け継いでいる人は、特に意識しなくともショートスリーパーになれるらしい。
「DEC2」遺伝子を持ったショートスリーパーの場合、レム睡眠だけが短くなりノンレム睡眠は短くならない傾向がある。だから健康にはそれほど影響はないと考えられている。
7時間睡眠が最強説 その根拠は
●脳がよく働く女性たちがある認識力テストで最も高得点を出した人たちの平均睡眠時間は7時間。
睡眠7時間以下の人は脳年齢も4年~7年高くなる他、毎日7時間以上の睡眠をとっている人はアルツハイマー病にもなりにくいというデータが出た。
●痛み軽減効果
十分な睡眠はどんな痛み止めより効果的。
寝不足の人たちが4日間連続で10時間の睡眠をとった結果、痛みを感じることが25%減ったという結果に。
●ダメージ回復
パスタ、揚げ物などの炭水化物。これらの食べ物による血糖値上昇などのダメージも睡眠不足の人より軽くすむ。
十分睡眠していると、血中のグルコースが減少する。6年間睡眠不足になると血糖値が異常になり、糖尿病にもなりやすいことがわかっている。
●乳がんのリスクが減る
7時間以下の睡眠で乳がんのリスクが62%も高まることが日本の研究でわかりました!!!
十分な睡眠がない時、松果線がホルモン生成をコントロールするメラトニンを分泌しないことが原因らしい。
●睡眠不足は合理的思考ができない
睡眠不足はドーパミンを促してしまい、話の途中にオーバーリアクションしてしまう。
結果、合理的な考えができず、話している相手との内容もかみ合わなくなる。
●寝だめも効果的
ずっと意味がないと思われていた寝だめ。実は寝だめは寝不足分を補い、注意力も増し、回復力も早いことがわかりました。
ナルホド!と思っていただける部分はありましたか?
ブログ担当:加藤
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